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ニットは愛と自由だ!視覚障害者・透析患者・元経営者のブログです。
毎日更新。内容は、日記(俳句、諏訪の天気、温度、句歴60年の母の俳句、etc) 読書感想文 意見です。
☆感想:この特集は、面白かった。いつものあたりまえの内容かと思ったが、進め方がドウジマワコのインタビュー形式で壺を得た質問が理解をとても助けた。
生きることは、考えること、それは、脳を生かすことであると認識した。
☆内容 1.茂木健一郎 ひらめきの回路を強化しよう
2.川島隆太 前頭前野が思考力の鍵。
3.高山順 国民よ脳の為にもっと眠れ。
4.藤原正彦 天才を作る六つの条件
☆各項の内容は、以下をクリック。
1.茂木健一郎 ひらめきの回路を強化しよう
・脳の学習には、教師在り(解答あり)と教師無しに分かれる。
・達成、ほめられたときに脳にドーパミン(快感物質)が出る。
・能動的に取り組む、更に自分で負荷を掛ける。
・人間は、有限な時間の中で自分の脳のどの部分を発展させるかとの問いを抱えている。脳をどうマネジメントするかと言うことである。
・創造性は、無から生まれない。記憶をどうマネジメントするかである。
・成功体験に縛られないで新しい発想を持続する方法は?リラックスすることである。釣りをする人の心境である。
・結論:歴史が過去の絡み合いのように脳も記憶の絡み合いである。それには、バランスとコモンセンスが重要である。

2.川島隆太 前頭前野が思考力の鍵。
・知恵や知識を問う脳力は、60台がピーク。
・頭を働かせる前頭前野の働きは年とともに衰える。それを鍛える必要がある。
・その方法が、読み書き計算。
・人と人とのコミュニケーションが脳を使う。
・指を目的を持って使う。
・脳トレは脳の基礎体力の運動。時間は短いほどよい。
・早寝早起き朝ご飯が脳に良い。朝ご飯を食べない人は採用しない。
・実験でバランスの良い朝ご飯は脳が活躍する。
・結論:脳はまだまだわからないことが多い。子供の脳を健全に発達させるための研究を進めたい。
3.高山順 国民よ脳の為にもっと眠れ。
・朝と夕の光りは、生態時計を短く、長くする。昼間の光りは、メラトニンを出させて老化を防ぐ、リズム調整、睡眠を催す作用がある。
光りを浴びることが精神安定に。
・睡眠が記憶の定着に。
ひらめきを生む。
・必要な睡眠時間は、午前中はっきりと覚醒している程度でよい。
・夜は、強い光りを浴びるな。
・短時間で効率よく眠る方法など無い。
・良い睡眠には、昼間適度に体を動かせ。
・結論:人は、朝日を浴び、昼間活動し、夜はゆっくり休む時にその脳力を発揮できる動物である。日本人は、総時差ぼけ。残業は非効率。禁酒、禁煙、禁宵っ張りを勧めます。

4.藤原正彦 天才を作る六つの条件
その1 野心、大使を抱けという事である。頭が良くても強い願いが無ければ何事もならない。
その2 知識、人類は過去ひょりとてつもない知識を持つようになった。天才とは天才的に努力をする人。
その3 執着心、気力体力が落ちると考える力も落ちる。
その4 楽観、自分が運がよいと楽観的に考えられる人間に僥倖(ぎょうこう)が訪れる。脳がリラックスしたとき大発見が訪れる。
楽観は、育てられる。ほめることである。
教師の仕事は究極には二つ、まず機を捕らえて生徒をほめる、次にその言葉に説得力のある存在になることである。
その5 論理的思考、4までが独創的思考の為に必要であり、相手に自分の考えを伝えるために論理が必要である。
その6 美的感覚、偏差値知能指数が高いだけで学者になるな、美的感受性が高くなければ挫折する。美しい環境から天才は生まれる。
結論、三人寄れば三倍馬鹿になる。画期的なアイデア、方針は、トップあるいは担当者がひとりで、命がけで考えないと出てこない。
ある着想が出たら、その発想の穴ぼこを皆で討議して完成させるのである。
山の頂にある美しい花を発見するのは美的感覚。
いろいろな問題をここに対処するのではなく、同時にすべてを解決するような美しいアイデアを発見すべき、またそのほうが効果も上がる。
考えることは、楽しい、脳は考えたがっているし感動したがっている。
人間は、無から有は、生めない、それまで違うと思われていたことが一気につながって新しいアイデアを生み出すことが独創性、それは、鋭い喜び、エクスタシーである。我を忘れる喜びである。
子供の頃から脳を喜ばせよ。
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